






ということで、本日は猫のお風呂のお話
基本的に猫をお風呂に入れる必要はあるのか
結論から先に言うと猫にお風呂は必須ではない!
猫は、綺麗好きなので自分で綺麗にしている、それは、猫は本来、獲物を捕獲する時に待ち伏せて狙う動物だったため体臭があっては気付かれてしまうからである
でも、臭いものは臭い~
という猫のために...
猫は、被毛や地肌が濡れるのを嫌がる、それでも猫をお風呂に入れる理由は「よごれ」と「におい」対策だ
人との共同生活において支障をきたすレベルで汚かったり臭いがしたりするときには、お風呂に入れるべきである
猫のお風呂の入れ方
猫は、砂漠で生まれた動物なので水に対して慣れていなく本能的に強い拒否反応を示すことが多い、シャワーを当てただけで悲鳴とともに暴れだしたり逃げ出したりするのが殆どだ
まずは、いきなりシャワーを使うのでなく水を貯めた洗面器を使ってあげることをお勧めする
お風呂場で使う洗面器よりも少し大きめのものに、30〜35度くらいのぬるま湯を2/3程度入れ猫が遊ぶおもちゃを浮かべてあげる、底が浅ければ溺れる心配もないし、おもちゃに興味を惹かれて入浴してくれやすくなる
猫をお風呂に入れる頻度
猫をお風呂に入れる頻度は、短毛種なら半年~1年に一度、長毛種なら1ヶ月に一度くらいが適切
毎日入浴させると必要な皮脂を失ってしまうためよくない、短毛種であっても、白猫は、他の短毛種より汚れが目につくため気になったらお風呂に入れてあればいいだろう
猫に使うシャンプー
猫には、猫用のシャンプーを使うべきである、猫の皮膚は人間より薄くデリケートなので人間用のシャンプーは刺激が強すぎるからである、また、皮膚病にかかっている猫には、獣医の処方したシャンプーを使うことをお勧めする
お風呂好きな猫もいる~??
普段から水を怖がらない猫は、風呂場に入るのを嫌がらず飼い主が入浴しているときに覗きにやってくることもある、お風呂好きの猫たちは、お湯に浸かっていたりシャワーを掛けられたりしていると、今にも眠ってしまいそうなくらいリラックスすることもあるのだ
ただ、お風呂好きの猫をお風呂に入れるときでも専用の洗面器や容器を使うようにしよう、人間と一緒に入浴するのは、衛生的にお勧めできない
ドライヤーは不要~!?
お風呂あがりに被毛が濡れたままの状態だとゴミが付着しやすくなったり、皮膚トラブルを招いたりしてしまうのでドライヤーなどでしっかりと乾かす必要がある、しかし、ドライヤーの熱風や大きな音を嫌がる猫は少なくない、そんなときは「ペットドライルーム」がお勧めである
まるでペットのお部屋のような空間に濡れた愛猫を入れるだけで、短毛で15分、長毛で25分ほどで完全に乾かすことが出来る「猫の体温と同じ30~40℃の温風」と「美術館の館内と同等の圧倒的静音」なので、ドライヤーの熱さや音が苦手な愛猫にも安心して使える、静かな空間と心地よい風で思わずウトウトしてしまう子もいるらしい~
ペットドライルームとは?
お風呂後のペットの被毛の乾燥、また、ドライヤーの音を嫌がるペットのストレス軽減を目的に作られたものである
特徴としては
- 小型犬と同等くらいの大きさなら、2頭同時に被毛乾燥が出来る
- 音に敏感なペットのストレスを少なくする静かな動作音
- 専用ドライヤーには、3段階の選べるモードがあり、季節、使うシーンにあわせてお好みの調整が出来る
- コンパクトに収納出来て、ファスナーの上げ下げ操作だけで組立設置と解体収納が出来る
- 室内でペットが過ごせる部屋としても利用できる
- 被毛を乾かす手間が省ける
- 抜け毛が飛び散る心配がなく、乾燥後のクリーニングも楽である
- 組立もわずか「10秒」で出来る
- 根本まで優しい風が循環すので、無理なくムラなく乾燥出来る
- 乾燥目安は、長毛で25分、短毛で15分くらい
- 3つの選べるモードで、暑い日は、ペット用の扇風機としても使える
- 天井が透明なので、中が見えるためペットの様子が観察出来る
- 被毛の乾燥と同時にブラッシングも出来る
- 車などで移動する場合、持ち運びが出来るので、お出かけ中にも使える

まとめ
猫がお風呂好きだと毎日でも入れてあげたくなるかもしれないが、やめておいた方がいい、頻繁に入浴しているとそれが原因で体調を崩してしまう猫もいるからである、今回説明した「大きめの洗面器など専用のものを使う」「温度は30-35度」「猫用のシャンプーを使う」といったポイントを守って、正しい方法、適切な頻度で入浴をさせてあげよう~


