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チャップン&ゴンゴンの静電気対策~

 

チャップン
チャップン、静電気嫌い~

 

誰も好きな猫は、おらんど...
ゴンゴン

 

チャップン
ゴンゴンは、静電気が起こらないからいいね~

 

何を言っとるのか、あなたは~
ゴンゴン

 

起きないわけあるか~い!
ゴンゴン

 

チャップン
えっ、そうなの~??

 

えっ、そうなの~!!
ゴンゴン

 

ということで、本日は猫の静電気防止対策について

冬場は、静電気が発生しやすい季節である、静電気に悩まされるのは、何も人間だけではない!

もちろん、猫も帯電しやすい特性を持っているのである

 

静電気は何故起こるのか

静電気は、物体同士が摩擦することで起こる、その正式名称を「火花放電」といい体の表面に蓄積された静電気が金属をはじめとする物質に触れることで一気に放電される、静電気は、放電される際に時には小さな火花を伴いながら「パチッ」という音とともに痛みが走る、その他にも、摩擦から物質同士が張り付いてしまうことがある、猫が風船で遊んでいると、いつの間にか体に張り付いてしまう現象も一種の静電気だ

 

静電気は「摩擦」と「乾燥」が原因である

 

静電気が発生する条件

静電気が発生する条件は、先ほど説明した摩擦と乾燥が密接に関わり合っている、水は、電気を通しやすい習性を持っており、湿度が高く水分が失われにくい夏場は自然と体内の電気が放出される、しかし、湿度が低く乾燥しやすい冬場は、放電が促されずに体内に留まってしまうのだ、さらに摩擦が起こりやすい素材の衣類を纏うことも相まって他の物質に触れた刺激で一気に電気が放出される

静電気が発生することで起こる、あの不快な衝撃には、衝撃を受けやすくなる条件がある、それは、指先でものに触れる行為だ、面積が小さく尖った指先で触れることで電気が一点に集中して放電されてしまう、静電気は一点に集中し一気に放電されることで痛みを伴う静電気が発生する、冬場にドアノブやボタンに触れる際は、より面積が大きい手のひらを使って触れると良いだろう~

 

猫は、静電気が発生しやすい

猫の日常生活の中には、電気を溜め込みやすくなる要素がたくさんある

・飼い主にすり寄る

・ブランケット好き

・絨毯でゴロゴロする

など、これらの行動は、子どもが髪に下敷きを擦り付けて静電気を発生させる行動に似通っている、猫に静電気が起こりやすい理由は、主に「摩擦」によるもので、ちなみに、冬場は摩擦が起こりやすいブラッシングも注意が必要である

 

猫の静電気対策として

指先で猫に触れない!

猫とのスキンシップには、指先で触れるものがいくつかある、それは、基本の挨拶である人差し指を鼻に近づける行為だ、鼻は濡れている場合が多いのでリスクは低いものの眠たいときや寝起きには乾いていることがあるので注意が必要だ、そして、顎乗せを好んだり指先で触れる癖が飼主さんにある場合は気をつける、万が一放電した場合、猫は、その正体が静電気であるということは理解できない、冬場はなるべく手のひらで触るべきだろう

 

被毛に水分を与える

猫にとって摩擦が起こりやすい生活習慣は、習性によるものが多いため予防することが困難である、そこで、もう一方の条件である「乾燥」を予防する、お湯で濡らしたタオルで愛猫の体を拭くことで被毛に水分を与えることができるので、ブラッシングをする際もこの蒸しタオルを活用すると静電気が起こりにくくなる

 

部屋の乾燥を防ぐ

静電気が発生しやすい湿度は35%以下で、逆に湿度が65%以上になると発生しにくくなる、猫が過ごしやすいと感じる湿度は、50~60%で乾燥する冬場でも快適な湿度に近づけるようにする、湿度を上げる手段で主流なのは、加湿器による加湿だ、しかし、加湿器は掃除を怠るとことで菌を振りまく危険装置と化すので加湿器を利用する際は、取扱説明書をよく読み清潔感を保つようにする、多忙で加湿器の取扱が困難な場合は、濡らしたタオルを干すと良いだろう、また、冬場は敢えて洗濯物を室内干しにすることである程度の湿度を保つ事ができる

 

加湿器にアロマオイルを活用してはいけない、理由は、猫はアロマオイルの成分を肝臓で分解することが不可能なため最悪の場合は、命を落としてしまうことがあるからだ

 

静電気除去商品を使う

乾燥する冬場も愛猫のケアは必要である、特に長毛種の猫は、季節を問わずブラッシングが必要なので、これを怠ると毛繕いによって飲み込んだ被毛が胃や腸に詰まる毛球症を引き起こす可能性がある、長毛種の猫にとっては、毎日の手入れになるため静電気で不快な思いをしないように工夫が必要でだ、そこで、静電気除去商品を活用することも手段のひとつである、静電気が発生しにくい首輪やブラシに取り付ける除去ネットなど様々な商品が存在する

必ず猫用のものを活用すること!また、商品によっては危険を伴う場合があるため「ペット用」と記載されていても注意するに越したことはないのである

 

飼い主の静電気を予防する

物質が触れ合うことで発生する静電気に対して愛猫だけ対策したのでは不十分である、飼い主も乾燥や摩擦が起こりにくい工夫をする必要がある

・綿素材の衣類を着る

・保湿に気を配る

・ミネラルの多い食品を摂取する

ウールやアクリル素材は、静電気を発生しやすくなる、これらの素材の服を着る場合は、綿素材の服を中に着て対策する、保湿にハンドクリームを使用する場合は、アロマ成分やキシリトールを含まないものを使用する、そして、乳製品や魚介類、野菜などミネラルを多く含む食品を食事に取り入れることでも静電気の原因を除去する手助けになる

 

静電気を予防するメリット

風邪を引きにくくする

静電気の予防対策である加湿は、風邪やウイルス対策にも役立つ、適切な湿度を維持することでウイルスの増殖や浮遊を防ぐことができる、そして、室内の乾燥を防ぐことで体内にある粘膜の保護にも繋がる、これは、人間のみならず愛猫にも効果を発揮するのだ、猫風邪を侮ると危険、人間の風邪とは異なり自然治癒が困難である、早期発見と早期治療を必要とする、また、悪化すると肺炎を併発して命に危険が及ぶので未然に防ぐことが重要である

 

被毛や埃を舞いにくくする

室内が乾燥していると抜け落ちた被毛や埃が舞いやすくなる、これらは、ウイルスにとって格好の住処で、そして、ウイルスが付着した被毛や埃が知らぬ間に忍び寄ってくるのだ、静電気の原因である摩擦や乾燥を予防することは、自然と埃が舞いにくい状況を作ることに一役買っているのだ、猫の場合は、人間よりも遥かに地面に接近している、よって、埃を吸い込んでしまうリスクが高くなる、加湿・保湿・床の水拭きなど静電気対策とともにウイルス付きの埃を浮遊させないように心がけよう~!

 

まとめ

静電気は、愛猫にとっても不快な現象だ、しかし、愛猫は自分自身の力で対処することができないので、そこで飼い主が守ってあげることが大切である、静電気をしっかりと予防すれば通常通りスキンシップを楽しむことができるので服装や触れあい方を工夫する、また、静電気を防ぐことが風邪の予防にも繋がるし健康面にも良い影響があるとすれば一石二鳥であろう

 

 

チャップン
お~、これで静電気の予防が出来るぞ~

 

チャップンだけでは、出来ないと思われ...
ゴンゴン

 

チャップン
じゃ、ゴンゴンも手伝ってよ~

 

いやいや、わしにも出来ん!
ゴンゴン

 

チャップン
なら、どうするのさ~

 

ん~、そんな時こそ、天の声に頼む~
ゴンゴン

 

チャップン
そうね!

 

頼んだど~、天の声よ~
ゴンゴン

 

わかった~!

そうするとしよう~(=゚ω゚)ノ

 

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