ということで、本日はチャップンの生涯を掛けて問うであろう猫と人間の関係について
ニーチェは言った
「事実というものは存在しない、存在するのは解釈だけである」
と...
猫にとっての人間とは
いつもの通り結論から先に言おう
猫は人間の事を、ただの「大きな猫」としか思っていない~(;゚Д゚)
えっ、人間どこいった...
まず、人間と犬のような主従関係が人間と猫にはない、飼い主に褒められることが嬉しくて芸や仕事をする猫など殆ど見たことはない、次に人間と猫が遊ぶ時の猫の様子を思い出してみると、猫は、猫同士で遊ぶ時と同じように人間と遊ぶ、爪を出す、甘噛をする、人間の腕や足を抱えて後ろ足で蹴るなどだ、こういったことから、猫は人間を「大きな猫」だと思っているのだそうだ、確かに猫のツンとした態度からも人間と対等な立場にいるように感じる
人間を「大きな猫」と思っていても、実は「何もできない大きな猫」として扱っていることもある、人間は猫のように素早く動くことは出来ないし獲物を捕まえることも出来ないからである、ネズミや虫などを捕まえて飼い主のもとへ持ってきてくれる「猫のお土産」は、狩りができない飼い主のために食べ物を持ってきてくれている、狩りを教えていると言われている
母猫のような存在
猫によっては、飼い主を母猫のように思っている猫もいる、飼い主が移動すると後をついてきたり甘えたりと子猫のような振る舞いをする猫がそう思っているようだ
自分の言うことを聞く下僕
母猫に対してのように人間に甘えてこない猫でも、特定の人にいろいろ要求することがある、猫の気分次第で、ご飯を要求したり遊んでほしいと訴えたりするのは「飼い主は自分の言うことを聞いてくれる下僕」と学習した結果である、不満があると鳴き続けたり、いたずらをしたり「こうすると飼い主は言うことを聞いてくれる下僕」だと思っているのである
なので、下僕は言い過ぎではあっても猫にとって人間とは、それ以上でも、それ以下でもない...
ただ単に、自分では素早くも動けず、狩りも出来ない「無能な大きな猫」と認識され、それ以外では、自分の世話をしてくれる母猫や「都合のいい下僕猫」と思っている場合もある、したがって、猫は飼い主を自分より上だと思うことはない...
らしい~
だが、飼い猫にとって、飼い主のことは安心出来る存在だと思っていることには間違いないので安心してほしい