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チャップンは人見知り~

 

チャップン
こう見えてもチャップンは人見知りである~

 

わしも、わしも~
ゴンゴン

 

チャップン
え~、ゴンゴン、誰にでも付いて行くじゃ~ん

 

そんなことはないど~
ゴンゴン

 

食い物くれなきゃ、付いて行かん...
ゴンゴン

 

チャップン
くれたら付いていくんかい、やっぱり、ア〇猫だ~

 

食い物は正義や~!
ゴンゴン

 

ということで、本日は「猫の人見知り」のお話

そもそも猫は警戒心の強い生き物で自分の縄張りを大切にする生き物である、そのため、家猫は自分の縄張りである家に知らない人が入ってくると、とても警戒して隠れてしまう事が多い、しかし、中には知らない人が入ってきても当たり前のように誰構わずスリスリ・ゴロゴロしてしまう猫もいる、一体、その差は何なのか、また、その警戒心の強い猫の人見知りを治す方法はあるのかを解説しよう~

本日も結論から先に言ってしまうと、人見知りの激しい猫とそうではない猫の差は、単に「性格」の違いである

単純に人見知りをしない猫というのは、元々、人と接する機会が多い環境で育っていたり人の出入りが激しい場所などで飼われていたりするが大きな要因となってはいるものの、子猫の時から人とたくさん接しているにもかかわらず人見知りをする猫はたくさん存在する、たとえ同じ環境で育ったとしても人見知りをする猫は人見知りをするし、しない猫は知らない人でも全く問題なく寄ってくる

そのため人見知りするかしないかは、やはり、その猫の生まれ持った性格が大きく関係してるのである、だが、人見知りをすると言っても知らない人が近くにいる間は一切姿を見せない筋金入りの人見知り猫もいれば、時間が経つとおそるおそる近づいてくる猫もいる、人見知りによる行動も猫によって様々で隠れて姿を見せない猫もいれば、その場で震えて動かなくなってしまう猫もいるし飼い主には愛想が良いのに知らない人には見向きもしないという猫もいる

猫の人見知りは、その猫の育ってきた環境や性格が大きいため人見知りをいきなり克服させるのはとても難しいのである、そのため、人見知りを治そうと無理矢理知らない人の前に連れて行ったり追いかけ回したりすると余計に恐怖心を与えてしまい逆に人見知りを加速させてしまう

 

猫の人見知りを治す方法

無関心で接する

まず人見知りの猫には基本「無関心」でいることが重要、ここで無理に関わろうとすると外敵が攻撃して来たと勘違いして猫の人見知りが悪化してしまう、なので、人に慣れさせようと思って強引なスキンシップをするのは絶対にダメなのである

 

食べ物を与える

逃げる猫は気が弱く怖がりの猫なので逃げた場合は、そっとしておいて猫が自分から出て来るまで待つ、もし近寄って来た時には「おやつ」をあげたりして良い思いをさせてあげると、その人間は外敵ではなく「おやつをくれる人」と認識して人見知りが解消されることもある

 

ゆっくりと瞬きをする

人見知りで隠れる猫は警戒心が非常に強い猫なので逃げる猫の時と同じように自分から出て来るまで待つ、そして、もし目が合ったら「ゆっくりと瞬きをして」猫に挨拶をする、これは、猫達が信頼している相手や、お互いの好意を示す時に使う行動である

 

小さく高い声で呼ぶ

敵意がないことを警戒心の強い猫に伝え、なるべく小さく高い声で名前を呼んでみる、これで、近寄って来た時は、最初は触らずに猫が完全に警戒を解いたのを見計らって「おやつ」や「おもちゃ」などで距離を縮める

 

ゲージの中から知らない人と接する

知らない人を怖がるのは、その人がどんな人かわからないということと飼い主以外の人が自分にとって害がないということがわからないという理由からである、そのため、人見知りを克服してもらうには猫にこの人はどういった人なのかというのをわかってもらう必要があり、この人は怖い人ではないということを理解してもらう必要がある、そのために知らない人とケージ越しに接するという方法を試す、普段から使っているケージに猫を入れて安全な場所を確保させてから知らない人と接すると猫も比較的落ち着いて接してくれる子が多い、また、このときの注意点は、ケージ越しに無理矢理撫でようとしたり引っ張り出そうとしないことである

 

どうしてもダメな場合は「あきらめる!」

人見知りをする猫が心配だから人見知りを治してあげたい、そう思う飼い主もいるだろうが、あまり人の来ない家だったり隠れる場所がたくさんある家の場合ならあえて人見知りを治そうとはせずにそっとしておくのもいいだろう、猫は、元々人見知りをする動物なので逃げたり隠れたりするのは普通の行動とも言える、そのため、人見知りによって攻撃的になったりストレスを感じて体調を崩すなどの問題がないならば、あえて何もせずにそっとしておくというのも猫のためになる

 

人見知りになった原因から対策する

家に迎え入れたときから人見知りだったという猫もいるだろうが、中には、ある日突然人見知りになったという猫もいる、例えば、知らない人が来た時に何か恐怖を感じるようなことがありトラウマとなってしまった、子猫から成猫になって警戒心の度合いが変わった、必要最低限でしか人と関わらなかったため人見知りになってしまったなど理由は様々である、そのような猫に対しては、原因となっているものを解消してあげることで人見知りを克服できる可能性もある、人見知りの原因が過去のトラウマである場合、知らない人からご飯やおやつをもらい印象を良くしてもらう、人間と必要最低限しか関わらなかったことが原因の場合は、飼い主が普段から猫とたくさん触れ合う機会を多くするなど対策も臨機応変にする、ただし、注意をして欲しいのが人見知りを無理矢理克服させようとするのは猫にとってストレスを感じる原因となる他、余計に人見知りを加速させる原因となるので焦らずじっくりと付き合ってあげることが重要である

 

人見知りしやすい猫の種類やタイプ

人見知りしやすいのは、野生の本能が強い「キジトラタイプ」の猫が警戒心が強く人見知りしやすいと言われている、また、ロシアンブルーも比較的、人見知りしやすい猫が多くいる

 

まとめ

猫は、小さい頃から人と関わっていると人に対して友好的になり逆に人と関わっていないと人を警戒するようになる傾向が強い、なので、子猫の時から飼うことが出来れば人が関わることで人懐っこい猫になることが多いが、大人から飼う場合、人見知りの猫かどうかは既に決まっているということが多い、そして、人見知りの猫に初めて会う時は、まずは、無関心でいることが大切で少しずつ距離を縮めてあげるのが最適である

 

チャップン
そうか~、だから、チャップンは人見知りなんだな~

 

チャップン
これからは、頑張って人見知りを克服するぞ~!

 

わしもや~、頑張って知らない人からご飯をもらうど~
ゴンゴン

 

チャップン
ゴンゴン、もう逝ってよし!

 

えっ!?
ゴンゴン

 

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