ということで、本日は猫の舌出しについてのお話
猫が舌を出す姿は、飼い主にとって愛しくてたまらない
猫にとって重要な仕事を担っている舌を出す行為については、色々な理由がある
猫が問題が無く舌を出す場合と身体が不調で舌を出す場合だ
その違いとは
まずは、大切な役目を持っている舌を出す、もしくは出しっぱなしにするという猫の行為は、リラックスをしていないと出来ないのが前提である
飼い主を信頼し緊張感をほとんど持たない猫は、舌を出す仕草をよくする
なぜ猫は舌を出すの?
猫は、本来、常に警戒しながら生活をしているものなのだが、小さな頃から完全室内飼いで生活をしてきた猫は、危険に遭遇することがほとんどなく舌を出すことも多い
猫は、日々の仕事の一つである、グルーミングをするために舌を出すのだが、長い時間舌を出すと疲れてしまうので、ちょっと休むことがある
その休んでいるときに、舌を出しているそのものを忘れてしまう猫もいる
短毛種より長毛種の猫の方が、グルーミングにかかる時間が多いので、この傾向が強いようだ
食事中・あくび中・口を開けている最中・グルーミング中などに、飼い主が呼びかけると舌をしまい忘れてしまうこともあるが、少し触ってあげるとすぐに舌をしまう
舌を出すことを忘れてしまう猫たち、本当にかわいい~
顔立ちに特徴のある、ヒマラヤン・ペルシャ・チンチラ・エキゾチックショートヘアなど、下あごの小さい猫の種類は、舌を出すことが多い
もともと猫の舌は重要な役割があるので長めになっているのだが、上記の猫種たちは、下あごが他の猫種に比較して小さいために、舌を口の中にしまいづらいことがある
他の理由としては
高齢によって、もしくは歯周病などの影響から歯が抜けてしまった猫も舌を出すことが多い
ふだんから歯磨きの習慣をつけて歯周病の予防はしてあげた方がいいぞ~!
または
猫は、免疫力が下がっていると口内炎に罹患しやすくなり舌を出してしまう
そして
歯肉炎から歯周病に進行すると口の中に痛みや違和感があり、口を閉じることが難しくなったり、よだれを出したり、舌を出すことが多くなってくる
食欲も不振になるので、特に高齢の猫が舌を出すなどの症状が出た場合は、速攻で獣医さんに診てもらうべし!
他にも
心臓や肺など、猫が呼吸器系の病気に罹患すると鼻だけの呼吸では苦しくなり、舌を出すなど、ハアハアと開口呼吸をすることがある
猫の症状に数日気が付かないと命に関わってくるので、日頃から愛猫の様子には注意をしてあげた方がいいだろう...
たまに
熱中症でも猫が舌を出すことがある、その場合、猫とともにいる場所を涼しくしたり、冷たい水で濡らしたタオルを猫の首筋や脇の下にそっと当てたりすると効果的だ
しかし
猫の身体が冷えてしまうので、当て過ぎには注意~
まとめ
猫が気持ちよく舌を出すときは良いいのだが、病気の可能性がある場合は、大変なので猫の仕草や動作には日々、観察が必要