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チャップンは夜行性~??

 

チャップン
チャップンは夜行性なのか~??

 

そりゃ、猫ですからね...
ゴンゴン

 

チャップン
ゴンゴンは何か勘違いをしてる~

 

何をかね
ゴンゴン

 

チャップン
本来、猫は夜行性ではないのだ~(=゚ω゚)ノ

 

なんですと~!?
ゴンゴン

 

チャップン
え~、ゴンゴン、猫のくせに知らないの~

 

知らん...
ゴンゴン

 

ということで、本日は猫は夜行性なのか~??

について

本日も結論から先に言うと...

 

猫は「夜行性ではない!」

 

猫は夜行性ではなく「明け方」と「夕暮れ」が一番活発に動く生き物である夕暮れ時のネズミなどの小動物が活動する時間と朝方の鳥が活動を始める時間に合わせて活発に活動し狩りをするのだ、俗に「猫は夜行性だから夜目が効く」や「猫は夜行性だから昼は寝てばかりいる」や「野良の場合夜行性だから夜に狩りをしている」などと聞くので、猫は「夜行性」というイメージがあるが実はそうではない

 

チャップンとゴンゴンは間違いなく夜や夜中は気持ちよく寝ているよ~
ゴンゴン

 

チャップン
では、たまに猫が夜中などに暴れまわる理由は??

 

猫が夜中などに暴れまわる理由

昼間のうちに体力を消耗しなかったため

夜行性ではないはずの猫が夜中に暴れまわったり、飼い主を起こそうと大きな声で鳴く理由は、昼間のうちに体力を消耗しなかったため、元気で「眠くない、または、遊び足りない」ためだと考えられている、猫は自然界で生きている場合、朝方や夕方に狩りをすることで体力を消耗するので夜中は静かに眠り体力を温存する、しかし、室内で生活をしている飼い猫は狩りをする必要性がないので体力を使うことはあまりない、そのため飼い主が遊んでくれないと体力が有り余って眠れなくなるのである

 

遊んで欲しい

飼い主が仕事などで帰りが遅くなってしまうと、猫は朝から晩まで単独で過ごすことになる、クールで単独でも平気そうなイメージのある猫だが、実は「淋しがりや」なのである、そのため長時間、留守番をしていたのにも関わらず帰ってきたと思った飼い主がすぐに寝てしまったら面白くない、やっと帰ってきたんだから一緒に遊んで欲しいし、もっと構って欲しい、そんな思いから夜中に起こそうと夜行性ではないにも関わらず暴れまわるのである

 

飼い主か寝ない

猫は、かなり敏感に人の気配や物音に反応する、そのため、飼い主がいつまでも寝ないと「寝ないなら一緒に遊ぶ!」と、飼い主にアピールしてくるのだ、夜行性ではなくても周囲に人の気配があったら気になって眠れないからだ、もし、愛猫に寝て欲しい、睡眠時間を確保してあげたいと思うならば、専用のゲージやベッドを用意してあげて寝る時間になったら電気を消してあげるなど、猫が寝ている部屋には極力立ち入らないでゆっくりとさせてあげるのがいいだろう

 

病気

病気や怪我によって眠れないのが原因である可能性もある、夜行性ではない猫は通常であれば夜中はゆっくりと体を休める時間なのだが、痛みで寝つきが悪い、苦しくて眠れない、体が辛いなどという理由から、夜中になっても眠れず、まるで夜行性の動物のように活動的に動いている場合もある、もし、愛猫が急に眠らなくなったという場合は、体調不良などを起こしていないかを確認するべきであろう

 

発情期

避妊去勢手術を行っていないのであれば発情期が関係しているだろう、夜中は眠りにつく野良猫でも発情期の時期は夜行性ではないにもかかわらず自分の相手を探して鳴き続ける、しかも、大きく狂ったように鳴き続けるという場合は発情期の可能性を考える

 

対策としては

猫が疲れるまで遊ばせる

夜行性のように夜中暴れるまわる愛猫にぐっすり眠ってもらうためには、やはり疲れるまで遊ばせるのが一番だ、しっかり疲れるまで遊んであげることで飼い主に沢山遊んでもらったという満足感も得られるし体力も消耗できる、程よい疲れは猫に心地よい睡眠へと導くので、一日15分程度息が切れるくらい遊んであげるといいだろう

 

避妊・去勢手術をする

猫にとって避妊・去勢手術をすることは可愛そう、なんとなくやりたくないと感じている飼い主もいるだろう、しかし、夜行性ではない猫が発情期が訪れるたびに鳴き続けるというのはストレスを感じているという説もある、何より飼い主も夜中の大きな鳴き声に寝不足となってしまう、避妊・去勢手術は猫に負担をかけるというデメリットもあるが、病気の予防、望まぬ妊娠をさせないことなどメリットも沢山ある、愛猫のことが大切ならば避妊・去勢手術についても、ちゃんと考えるべきだ

 

静かな環境を作る

夜行性ではない猫がなかなか寝ないことに不安を感じている飼い主は、まず、自分が夜型で深夜まで部屋の中が明るくテレビや音楽が付けっ放しではないか改める必要がある猫は非常に敏感でほんの少しの人の気配でも気になって眠れないという神経質な猫も存在している、さらに、猫は耳が非常に良いのでテレビの音なども耳障りと感じて眠れない原因となっている可能性もある、全ての飼い主が生活サイクルなどの影響で規則正しい生活を送るというのは難しいかもしれないが、せめて猫が眠りやすいように専用のゲージやベッドを用意してあげて、その部屋だけは暗くしてあげたりテレビや音楽の音量は少し小さくしてあげると猫も眠りやすくなるだろう

 

構わないでほっとく

沢山遊んであげてお腹も満たしてあげて不満も解消してあげて夜中は暗くしているにも関わらず、夜行性の動物のように動き回っている場合は夜中に暴れると飼い主はかまってくれると誤った認識をしているのかもしれない、何となく寂しかったり自分が寝付くまで一緒に起きていてほしいと感じた時に、ひと声鳴くだけで飼い主が起きてきて優しく声をかけてくれたという経験をしたことが理由になっているのかもしれない、そのような猫には、あえてかまわず無視をしてみるのもいいだろう、暴れたり鳴いたりしても構ってくれないとわかれば、そのまま嘘のように眠ってくれる場合もある、夜行性のようになることに心当たりがないのであれば試してみるのもいい

 

猫が夜行性だと誤解された理由

猫の活動時間のため

猫は、夜行性の動物だという印象が強いが実際は夜行性ではない、では、人間はなぜ猫を夜行性だと思ったのだろうか、その理由として考えられるのが猫の活動時間にある、猫は夕暮れ時と朝方に狩りをする、そのため人間の目からすれば「夜になると狩りに出かけて、朝起きると、ちょうど外から帰ってくる、で、昼になったら寝ている」イコール、人間が寝ている夜中に狩りをしている、なので、猫は「夜行性」だと思ったからではないかと言われている

 

目が光るから

猫は、光を反射する瞳を持っているため、わずかな月明りだけでも周りを見渡す事が出来る、そんな夜目がきく瞳を持っている事が「猫は夜行性だから光る眼を持っているんだ」という印象を持つようになったのではないかとも言われている、夜目が効く動物や闇夜に光る眼を持っている動物の多くが夜行性であるのも理由の一つだと考えられている

 

まとめ

猫は、厳密にいうと夜行性ではない、猫が夜行性のように夜中大騒ぎをしていたら出来る対策もある、日中に沢山体を使わせる事や避妊・去勢の手術を受ける事で夜行性のような行動を抑える事も出来るので、心配な方は、一度、愛猫を観察してみるのもいいだろう

 

チャップン
ん~、やっぱりチャップンは夜行性ではない~

 

どっちでもよろしいがな~
ゴンゴン

 

わしも眠くなってきたから寝よ~Zzzzz
ゴンゴン

 

チャップン
はや...

 

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